专利摘要:
ワイヤレス通信送信のエンコードされたデータビットをデコードする方法および装置が提供される。エンコードされたデータビットの既知のビット値に対応する、1組のアプリオリビット値を発生させてもよい。アプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスは、考慮するための可能性あるデコーディングパスから除去される。除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することにより、エンコードされたデータビットをデコードする。
公开号:JP2011509598A
申请号:JP2010541452
申请日:2008-07-17
公开日:2011-03-24
发明作者:キム、ジェ・ウォ;シム、ボク・テ;チャン、テ・リュン;パーク、ジュ・ウォン;パーク、ジョン・ヒョン;リー、チュン・ウォ
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H03M13-39
专利说明:

[0001] 〔発明の分野〕
本発明の実施形態は、一般的にワイヤレス通信に関連し、さらに詳細には、ワイヤレス送信をデコーディングすることに関連する。]
[0002] 〔関連技術の説明〕
ブロードバンドインターネット接続およびストリーミングメディアアプリケーションのような、ワイヤレス通信サービスの急速な成長が、より高いデータレートに対する要求を増加させることにつながっている。直交周波数分割多重(OFDM)および直交周波数分割多元接続(OFDMA)のような多重化スキームの発展は、次世代のワイヤレス通信システムにとって重要である。これは、このようなスキームが、従来の単一搬送波変調スキームに対して、変調効率、スペクトル効率、柔軟性(例えば、差別化されたサービス品質を許容すること)、強いマルチパス耐性を含む多くの利点をもたらすことができるという事実に起因する。]
[0003] OFDMおよびOFDMAシステムは、エラー訂正を提供するために、送信機において、畳み込みエンコーダーを利用することが多い。畳み込みコードを使用して、mビットのデータストリングをnビットに変換する。ここで、m/nが、コーディングレートである。ビタビデコーダのようなデコーダが、受信した、エンコードされたnビットをデコードして、元のmビットのシーケンスを復元させるために、受信機において使用される。このスキームは、エンコードされたnビットのうちの1つ以上を正しく受信しない場合であっても、元のmビットのシーケンスを正しくデコードできることが多く、したがって、結果として、ビットエラーレートを減少させることになる。]
[0004] しかしながら、ワイヤレスサービスの信頼性および性能要求が絶えず増加しているので、引き続き、ビットエラーレートを継続的に減少させる必要性がある。]
[0005] 1つの実施形態は、ワイヤレス通信送信のエンコードされたデータビットをデコードするための方法を提供する。方法は、一般的に、エンコードされたデータビットの既知のビット値に対応する、1組のアプリオリビット値を発生させることと、アプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去することと、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することにより、エンコードされたデータビットをデコードすることとを含む。]
[0006] 1つの実施形態は、ワイヤレス通信送信のエンコードされたデータビットをデコードするデコーダを提供する。デコーダは、一般的に、エンコードされたデータビットの分岐メトリックを算出する分岐メトリックユニットと、分岐メトリックに基づいて、デコードされたビットを発生させる際に使用するデコーディングパスを選択する加算比較選択ユニットと、デコーディングパスを選択するとき、エンコードされたデータビットの仮定値に対応する1組の1つ以上のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたビット値に対応する1つ以上のデコーディングパスを、加算比較選択ユニットによる考慮から除去するロジックとを具備する。]
[0007] 1つの実施形態は、ワイヤレス通信のための受信機を提供する。受信機は、一般的に、ワイヤレス送信を受信して、1組のエンコードされたビットを発生させる受信機フロントエンドと、デコーダとを具備する。デコーダは、アプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去することと、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することとにより、エンコードされたビットをデコードするように構成されている。]
[0008] 1つの実施形態は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、一般的に、ワイヤレス送信を受信して、1組のエンコードされたビットを発生させる手段と、アプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去することと、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することとにより、エンコードされたビットをデコードする手段とを具備する。]
図面の簡単な説明

[0009] 上記で述べた本発明の特徴における方法を詳細に理解できるように、上記で簡潔に要約した本発明のさらに詳細な記述を、実施形態への参照により行う。実施形態のうちのいくつかを、添付の図面で示している。しかしながら、添付の図面は、本発明の典型的な実施形態のみを示しており、それゆえ、等しく有効な他の実施形態に対して本発明が認められるように、本発明の範囲を限定するものであると考えるべきではないことに留意すべきである。
図1は、本発明の実施形態にしたがった、例示的なシステムを図示している。
図2は、本発明の実施形態にしたがった、アプリオリデコーディングが可能な受信機のブロック図である。
図3は、本発明の実施形態にしたがった、アプリオリデコーダのブロック図である。
図4は、本発明の実施形態にしたがった、アプリオリ情報(API)ビットの例を図示しているアプリオリデコーダのブロック図である。
図5は、本発明の実施形態にしたがった、トレリス図の状態遷移の例を図示している。
図6は、本発明の実施形態にしたがった、アプリオリデコーディングのための例示的な動作のフローチャートである。
図7は、アプリオリ情報ビットの例示的な値を用いた、図5のデコーダを図示している。
図8は、全組のデコーディングパスと、本発明の実施形態にしたがった、アプリオリ情報ビットに基づいて減少されている1組のデコーディングパスとを用いた、トレリス図の例を図示している。
図9は、本発明の実施形態にしたがった、第1の組のアプリオリ情報を考慮したデコーディングの例示的な結果を示している。
図10は、本発明の実施形態にしたがった、第1の組のアプリオリ情報を考慮したデコーディングの例示的な結果を示している。
図11は、本発明の実施形態にしたがった、アプリオリデコーダおよび仮定エンジンを持つ受信機のブロック図である。
図12は、本発明の実施形態にしたがった、仮定エンジンのブロック図である。
図13は、アプリオリ情報ビットに基づいて、デコーディング仮定を発生させるために使用される、例示的なメッセージフォーマットを示している。
図14Aは、アプリオリ情報ビットに基づいた、異なるデコーディング仮定を示している。
図14Bは、アプリオリ情報ビットに基づいた、異なるデコーディング仮定を示している。
図14Cは、アプリオリ情報ビットに基づいた、異なるデコーディング仮定を示している。
図14Dは、アプリオリ情報ビットに基づいた、異なるデコーディング仮定を示している。
図14Eは、アプリオリ情報ビットに基づいた、異なるデコーディング仮定を示している。
図14Fは、アプリオリ情報ビットに基づいた、異なるデコーディング仮定を示している。
図14Gは、アプリオリ情報ビットに基づいた、異なるデコーディング仮定を示している。
図15は、本発明の実施形態にしたがった、異なるAPI仮定に対するデコーディングの例示的な結果を示している。
図16は、本発明の実施形態にしたがった、異なるAPI仮定に対するデコーディングの例示的な結果を示している。
図17は、本発明の実施形態にしたがった、異なるAPI仮定に対するデコーディングの例示的な結果を示している。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14A 図14B 図14C 図14D 図14E
詳細な説明

[0010] 本発明は、一般的に、送信に関するアプリオリ情報を使用して、畳み込みエンコードされたワイヤレス送信をデコードするための技術および装置を提供する。アプリオリ情報と一致しないビットを含む、可能性あるデコードされたビットストリームを除外することにより、可能性あるデコードされたビットストリームの集団を効率的に減少させるために、アプリオリ情報を使用してもよい。誤ったデータを導くこれらの「既知の間違った」パスを除去することにより、いくつかの状況において、デコードされるビットのエラーレートを改善することができる。]
[0011] ここで使用するように、用語、アプリオリ情報は、一般的に、既知のまたは仮定の原因から、必然的に関連する結果へと処理するための情報のような、事前に知られている情報に関連している。下記でより詳細に記述するように、送信に関連するアプリオリ情報の例は、あるメッセージ中の既知の情報ビットを含んでいる。このような既知の情報ビットの例は、標準規格により指定されるような値を持つ予約ビットを、あるいは、既知の値を有するまたは以前の送信中の値に基づいて予測可能な値を有するビットとを含んでいる。API値とは異なる値に対応するパスを除外することによってデコーディング性能を向上させるために、これらの既知のビットポジションおよび(ここで「API値」と呼ばれる)ビット値をデコーディングプロセス中で使用してもよい。]
[0012] 〔例示的な環境〕
図1は、基地局110から移動局120へのワイヤレス信号を処理するために本発明の実施形態を利用する、例示的なシステムを図示している。基地局110は、セルラ電話機タワーのような、固定ロケーションに設置されているワイヤレス通信局であってもよい。移動局120は、セルラハンドセットまたは他のタイプの移動体デバイスのような、基地局110と通信することが可能な何らかの適切なタイプのユーザ機器(UE)であってもよい。] 図1
[0013] 基地局110と移動局120は、1つ以上のアンテナ112、122をそれぞれ使用して、ならびに、直交周波数分割多重(OFDM)および直交周波数分割多元接続(OFDMA)のような変調スキームを用いる何らかの適切なワイヤレス通信技術を使用して、通信してもよい。いくつかの実施形態に対して、基地局と移動局との間の通信は、部分的にまたは完全に、IEEE802.16(ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス、WiMAX)および802.20(モバイルブロードバンドワイヤレスアクセス、MBWA)の標準規格のファミリーのような、さまざまな米国電気電子学会(IEEE)標準規格に準拠していてもよい。]
[0014] いくつかの適用では、基地局110が、一般的にフォワードリンクと呼ばれるものを介して、移動局にデータを送信する一方で、移動局120が、リバースリンクを介して、基地局120にデータを送信する。下記でより詳細に記述するように、異なるタイプのアプリオリ情報が、フォワードおよびリバースリンク送信に対して利用可能であってもよい。このアプリオリ情報は、基地局110と移動局120との間での、あるメッセージのタイミングおよびコンテンツに関する情報を含んでいてもよく、結果として、送信における1つ以上のビットの値が知られることになる。]
[0015] ここで記述する技術を、基地局110、移動局120、または、その両方において行われるデコーディングに利用してもよい。下記でより詳細に記述するように、送信内での特定のビットロケーションの値を決定するために、基地局110と移動局120との間で送信される、異なるタイプのメッセージについてのアプリオリ情報を使用してもよい。]
[0016] 図2は、送信された信号を受信することが可能な受信機の、1つの実施形態に対する例示的なコンポーネントのブロック図を図示している。1つ以上のアンテナ202が、送信機からの送信信号を受信して、信号を無線周波数(RF)フロントエンド210に送る。RFフロントエンド210は、送信信号を受け取って、自動利得制御(AGC)、高速フーリエ変換(FFT)ブロック、チャネル推定器、ならびに、搬送波対干渉およびノイズ比(CINR)推定器のような、デジタル信号処理用にこの信号を準備する何らかの適切な回路を備えていてもよい。] 図2
[0017] その後、RFフロントエンド210からの信号を信号処理ブロック220に送る。信号処理ブロック220は、副搬送波の割り当て解除、信号のデマッピング、および、これらに類するもののための何らかの適切な回路を備えていてもよい。信号処理ブロック220の出力は、1組のエンコードされたビットである。エンコードされたビットはチャネルデコーダ230に転送され、チャネルデコーダ230は、対応する送信についてのアプリオリ情報を使用して、エンコードされたビットをデコードする。]
[0018] 〔アプリオリデコーディング〕
図3は、本発明の実施形態にしたがった、アプリオリ情報に基づいてデコーダ動作を行うことが可能な、デコーダ230のブロック図である。図示する例は、ビタビデコーディングスキームを例として示しているが、ここで提示するアプリオリデコーディング技術は、ターボコーディング/デコーディング、低密度パリティー検査(LDPC)コーディング/デコーディング、RSコーディング/デコーディング、BCHコーディング/デコーディング、および、他のさまざまなスキームのような、他のタイプのデコーディングスキームにも適用することができる。] 図3
[0019] 組織コードを利用するスキームのケースでは、コード化ビットは、組織ビット(エンコーディング前の情報)とパリティービット(エンコーディングに起因する冗長ビット)とを含んでいてもよい。APIデコーディングスキームを組織ビットに適用してもよい。いいかえると、APIビット値は、使用される特定の組織コードに基づく、組織ビットの既知の値を含んでいてもよい。組織コードを利用するシステムにAPIを適用するために、デコーダのフロントエンドにおいて、受信したデータのビットを(既知の/予測される)APIビット値に置換してもよい。このように、組織デコーダに対してAPIを使用して、デコーディングが成功する確率を増加させることができる。]
[0020] デコーダ230は、分岐メトリックユニット232と、加算比較選択(ACS)ロジック234と、トレースバック(TB)ユニット236とを備えており、1組の「ソフト(またはハード)」受信/エンコードされたビット240から、1組のデコードされたビット246を発生させる。分岐メトリックユニットは、一般的に、分岐メトリックを算出するように機能する。分岐メトリックは、受信したシンボル(ビットの組)とコードアルファベット中のシンボルとの間の正規化された距離を表している。ACSユニット234は、一般的に、分岐メトリックデータをコンパイルして、デコーディングパス(Kの拘束長を仮定すると、2K−1個のパス)に対するメトリックを発生させ、これらのデコーディングパスのうちの1つを最適なものとして選択する。これらの選択の結果が、トレースバックユニット236のメモリに書き込まれる。トレースバックユニット236は、記憶した判定からパスを回復する。その後、回復したパスの遷移に基づいて、1組のデコードされたビットを発生させることができる。]
[0021] アプリオリ情報と一致しないビット値に対応するデコーディングパスの選択を防ぐために、1組のAPIビット250により、デコーダコンポーネントのうちの1つ以上を制御してもよい。いいかえると、APIビット250は、デコードされているビットのシーケンス中のあるビットロケーションに対して知られている特定の値(「0」または「1」)を示すために十分な情報を含んでいる。APIビット250において指定される値以外の値を有する任意のビットストリングは、有効なデコードビットストリングではない。したがって、デコーダは、これらの無効なビットストリングに対応するデコーディングパスを、パス選択中に考慮から除去することができる。]
[0022] 図4で図示しているように、いくつかの実施形態に対して、無効なデコードビットストリングに対応するデコーディングパスを除外するために、ACSユニット234は、APIビット250により制御されてもよい。ACS動作中に、APIビット250を使用して、API値と一致しないエンコードビット値に対応する、特定のデコーディングパス遷移を減少させてもよい。] 図4
[0023] APIビット250は、一般的に、アプリオリ情報に基づく、既知の(または予測可能な)ビット値を有する、デコードビットストリング中の1つ以上のビットを識別するために十分な情報と、付加的に、これらのビット値がいくつであるかということとを含んでいる。この情報を伝達する実際のフォーマットは、異なる実施形態ごとに、および、実際のインプリメンテーションスキームにしたがって、変化してもよい。]
[0024] 例えば、いくつかの実施形態に対して、APIビット250は、3つのタイプの情報を含んでいてもよい。これは、ビットポジション252の表示、ビット値254、および、オプション的に、APIマスクビット256である。ビットポジション252は、既知の値を有する、(エンコードされたシーケンス内での)ビットロケーションの表示を提供する。一方で、ビット値254は、エンコードされたビットの実際の既知の値(「0」または「1」)を提供する。下記で詳細に記述するが、図7は、このフォーマットにしたがった、ビットポジションと、ビット値と、マスクビットとに対する例示的な値を図に提供している。] 図7
[0025] APIビットポジション252は、トレリス構造中の、既知の/予測されるエンコードビットのポジションに対応するビットポジションを識別することができる。1つの実施形態にしたがうと、APIビットポジション252が、既知の値を有するビットポジションを明示的に識別することができる一方で、他のすべてのビットポジションは、“未知”であると考えられる。したがって、ビット値254中の「0」または「1」の対応するビット値を使用して、トレリス構造中の有効な遷移を識別し、無効な遷移を含むデコーディングパスを効率的に除去してもよい。]
[0026] 例えば、図5は、3ビット状態を有するトレリス構造の状態遷移の例を図示している。図示している例は、1/2のコーディングレートと、K=4(3ビット、K−1、状態レジスタ)とを仮定している。実線の矢印は「0」入力ビットに対応する状態遷移を示している一方で、破線の矢印は「1」入力ビットに対応する状態遷移を示している。APIデコーディングにしたがうと、既知の値と一致しない入力ビットに対応する状態遷移を、考慮から除外することができる。それにより、これらの遷移を含む任意のパスを、最終的な選択から効率的に除外することができる。] 図5
[0027] 例として、この状態に対する既知のAPIビット値が「0」である場合、実線での状態遷移が評価されるだろう。一方で、破線での状態遷移は、選択に対して考慮すべきでない無効なパスの一部であるので、算出する必要がない。上記で記述したように、状態メトリックの値をワーストケース値にセットすることにより、次の遷移において、これらの遷移を効率的に除外することができる。無効なパスを選択から除外することによりビットエラーレートを減少させることに加えて、APIビット値に基づいて遷移の数を無くすことによって、ACSユニット中での計算の数も減少させることができる。]
[0028] いくつかの実施形態に対して、そのAPIビット値を無視すべきであるビットポジションを識別するために、APIマスクビット256を利用することにより、マスク機能を実現してもよい。このようなマスク機能は、例えば、標準規格が変わることにより、以前に既知だったビット値が未知になるときに、有用であり、柔軟性を追加できる。マスクビットをセットすることにより、このような変化に効率的に適応するシンプルなメカニズムを提供できる。もはや既知の値を持っていないビットポジションの識別を除去するために、APIビットポジション252を操作することによっても、マスク機能を実現することができる。これにより、ビットマスク値中の値を変化させること、および/または、ビットマスク値に対する必要性をまったく無くすことに対する代替手法を提供することができる。]
[0029] 図6は、APIデコーディングのための例示的な動作600を示している。アプリオリ情報に基づいて仮定を発生させることにより、602において動作を開始する。604において、仮定のAPIビット値と一致しないビット値に結果としてなるデコーディングパスが除去される。最後に、606において、残存パスのうちの1つを選択することに基づいて、デコーディングが行われる。] 図6
[0030] ここで使用するように、用語、仮定は、例えば、既知の値を持つビットポジションを示し、かつ、これらのビットに対する値を指定する、特定の組のAPIビットに一般的に関連している。下記でより詳細に記述するように、いくつかの実施形態に対して、例えば、MACプロセッサからのメッセージ情報に基づいて、1つ以上の仮定を発生させる(ここで「仮定エンジン」と呼ばれる)別のロジックを提供してもよい。]
[0031] 図7は、APIデコーダに適用される6ビットストリームに対する仮定の1つの例を図示している。図示している仮定は、APIビットポジション値[1235]を通して、デコーディングに使用するためのビットポジション1、2、3、および5に、APIビット値が存在していることを示している。図示しているスキームにしたがうと、対応するAPIビット値[1011]は、これらのポジションにおけるビットに対するビット値が、ビット1=1、ビット2=0、ビット3=1、および、ビット5=1であることを示している。いくつかの実施形態に対して、マスク機能がビットのいずれにも適用されないことを示すために、[0000]のAPIマスクビット値を使用してもよい。一方で、APIデコーディングからビットを除外するために、マスクビットを例えば[0001]にセットして、ビットポジション5をマスクすることができ、結果として[101X]の実効ビット値になる。] 図7
[0032] 当然、APIビットポジション値を制御することにより、同様にマスク機能性を実現してもよい。例として、ビットポジション値から5を除去することによっても、ビットポジション5を効率的にマスクアウトすることができ、結果として、[123]のビットポジション値になり、対応するAPIビット値は[101]となる。このスキームでは、別のマスク値データ構造に対する必要性なく、APIビットポジションを効率的にマスクすることができる。]
[0033] 代替的なスキームでは、APIビット値および対応するAPIマスク値のみを使用してもよい。例として、例えば、デフォルトにより、または、APIポジション値中のすべてのビットポジションの明確な表示(例えば、[123456])により、ビットシーケンス中のすべてのポジションがAPIデコーディングのために使用されることを仮定してもよい。いずれのケースにおいても、APIマスク値を使用して、対応するAPIビット値を何ら持たないビットポジションを識別することができる。例えば、ビットポジション4および6に対応するAPIビット値を無視すべきであることを示す「1」値を用いて、[000101]のAPIマスク値を使用してもよく、結果として、[101X1X]の対応するAPIビット値になる。]
[0034] 図8は、デコーディング中に、考慮されるデコーディングパスの数を減少させるために、図7で示した仮定のAPIビット値がどのように適用されるかを図示している。上図810は、すべての入力ビットが未知であると仮定する、従来のデコーディングスキームにおいて考慮されるすべての可能性あるパスを図を通して示している。しかしながら、下図820により図示しているように、APIデコーディングスキームは、既知のAPIビット値を使用することに基づいて、多数のパス遷移を除外して、大幅に減少した数のパスをサーチする。] 図7 図8
[0035] 図820を左から右に横断することにより、APIビット値に基づくパスの減少を説明する。対応する遷移に対する既知のAPI値が、上部にわたって列挙されている。第1の遷移に対して、ビット値は既知「1」であり、結果として、0入力ビットに対応する実線パスの遷移が除去される。このことにより、結果として、状態ノード100b、101b、110b、および、111bへの遷移になる。]
[0036] 第2の遷移は、「0」の既知ビット値に対応しており、結果として、破線パスの遷移が除去される。このことにより、結果として、状態ノード010bおよび011bへの遷移になる。第3の遷移は、「1」の既知ビット値に対応しており、結果として、実線パスの遷移が除去される。このことにより、結果として、単一の状態ノード101bへの遷移になる。]
[0037] しかしながら、第4の遷移に対するビット値は未知である。それゆえ、両方の可能性ある遷移パスが評価される。このことにより、結果として、状態ノード010bおよび110bへの遷移になる。第5の遷移は、「1」の既知ビット値に対応しており、結果として、実線パスの遷移が除去される。このことにより、結果として、状態ノード101bおよび111bへの遷移になる。第6の遷移に対するビット値は、再度未知である。それゆえ、両方の可能性ある遷移パスが評価され、結果として、状態ノード101bから状態ノード010bおよび110bへの遷移と、状態ノード111bから状態ノード011bおよび111bへの遷移になる。]
[0038] これらの残存パスに対する分岐メトリックを評価して、最適なパスを選択し、対応する組のデコードされたビットを発生させることができる。無効なビットシーケンスに対応するデコーディングパスを除外することにより、APIデコーディングを使用して、ビット/パケットエラーレートを改善できる。さらにノイズが多い環境では、より大幅な改善が期待される。]
[0039] 図9は、IEEE802.16e標準規格のフレーム制御ヘッダー(FCH)/ダウンリンクフレームプリフィックス(DLFP)メッセージのデコーディングをシミュレートしたものに関する、信号対ノイズ比(SNR)に対するパケットエラーレート(PER)の例示的なグラフである。このタイプのメッセージは、24ビットの情報を含んでいる。これらのうち、5ビットが、標準規格にしたがってゼロにセットされる予約ビットである。シミュレートされた例では、「0」の既知のビット値が24ビットストリング中の対応するロケーションにあるというアプリオリ情報として、これらの5予約ビットが使用される。このシミュレーションは、変調とコーディングを、QPSK、TBCC(r=1/2)、4の反復ファクターおよび2の重複ファクターと仮定し、受信側(RX)における反復最大比合成(MRC)も仮定する。] 図9
[0040] 示しているように、APIデコーディングスキームは、加法性ホワイトガウスノイズ(AWGN)環境において、従来のデコーディングスキームと比べて性能が改善されていることを示す。例えば、(APIを考慮することなく)従来のデコーディングと比較したときに、APIデコーディングスキームは、AWGNチャネル中のPER10−2において、約0.6dB利得を示している。]
[0041] 図10は、図9と類似した図だが、対応するシミュレーションは、反復最大比合成(MRC)と受信側(RX)における重複との両方を仮定する。示しているように、この例では、APIデコーディングスキームなしのデコーディングと比較すると、APIデコーディングスキームは、AWGNチャネル中のPER10−2において、おおよそ0.75dB利得を示している。] 図10 図9
[0042] 〔仮定エンジン〕
上記で記述したように、いくつかの実施形態に対して、仮定エンジンを提供して、「仮定」を発生させてもよい。それぞれの仮定は、APIデコーディングを行う際に使用するための1組のAPIビット値を含んでいる。特定のインプリメンテーションにしたがって、仮定エンジンは、単一の仮定、または、複数の仮定を発生させてもよい。複数の仮定は、どのビットが既知の値を有し、それらのビットの既知の値がいくつであるかという点で異なっていてもよい。複数の仮定を評価することは、例えば、所定のシーケンスに対して、限られた数の有効なビットの組み合わせしかないときには有用である。]
[0043] 図11は、APIデコーダ230と仮定エンジン1110を具備する、受信機回路1100を図示している。図示しているように、仮定エンジン1110は、メッセージに関する情報を媒体アクセス制御(MAC)プロセッサ1120から受け取ってもよく、APIデコーダ230による使用のためにAPIビット値(仮定)を発生させる。APIデコーダ230は、仮定エンジン1110により提供されたAPIビット値を使用して、受信したソフト(またはハード)ビットRsをデコードし始める。APIデコーダ230は、デコードされたデータビットRdを出力する。デコードされたデータビットRdはメッセージパーサー1130に配信される。] 図11
[0044] デコードされたビットが一種のメッセージに対するものであると、メッセージパーサー1130が検出した場合、メッセージがパーズされて、MAC(媒体アクセス制御)プロセッサ1120に配信される。MACプロセッサ1120は、あるタイプのプロトコル解析器として機能してもよく、受信したデータを解析して、例えば、次の可能性あるメッセージタイプが何であるか、および、どのようなタイミングになるだろうかを決定しようとする。]
[0045] 例として、MACプロセッサ1120は、第1の到来メッセージ(またはデータ)がFCH/DLFPメッセージであろうと認識することができる。FCH/DLFPメッセージの後に、ダウンリンクプリアンブルが続く。いくつかのケースでは、MACプロセッサ1120は、以前のフレームからの何らかの情報を使用して、例えば、コーディングレート、メッセージ長、または、他の何らかのパラメータを決定してもよい。MACプロセッサ1120は、この情報を仮定エンジン1110に提供してもよい。仮定エンジンは、この情報を使用して、特定のビットロケーションに対する既知のビット値を抽出して(またはビット値を予測して)、API情報を発生させ、APIデコーダに転送するだろう。]
[0046] 図12は、MACプロセッサにより提供されたアプリオリ情報とメッセージ情報とに基づいて、デコーディング仮定を発生させるために使用される、例示的な仮定エンジン1110を図示している。図示しているように、仮定エンジンは、メッセージタイプの表示を受け取り、ロジック1210に入れて、メッセージタイプにより指定される対応するメッセージを導出し、フォーマットロジック1220によりメッセージのフォーマットを解析する。] 図12
[0047] いくつかの実施形態に対して、(標準規格にしたがって既知の値にセットされる予約ビットのような)固定の/既知のビット値を持つビットロケーションに加えて、予測可能である情報を用いて、仮定を発生させてもよい。例として、ビット情報は、以前に受信したメッセージからの値に基づいて、予測可能であるかもしれない(例えば、1つのメッセージから次のメッセージまでに、コーディングタイプが変化する可能性は低いと思われる)。]
[0048] したがって、分類ロジック1230は、所定のメッセージ中のビット情報を少なくとも3つのカテゴリー、固定情報、予測可能情報、および、可変情報に分類できる。固定(既知の)情報は、初期ステージから100%わかるように固定されている情報に、または、何らかの条件下において(例えば、関連するメッセージのデコーディング結果をチェックした後に)わかるいくつかのビット値に、一般的に関連している。例えば、デコードされるデータよりも前に配置されることがわかっているメッセージまたはデータのような、デコードされるデータに関連するメッセージのデコード結果を解析してもよく、解析したデータからAPI情報を抽出してもよい。]
[0049] 予測可能情報は、ある条件または仮定の下で予測可能である情報を含んでいてもよく、そのため、1組の1つ以上のビットに対して、異なる候補値またはビットの組み合わせを提供することができる。異なる候補値は、異なる仮定に含まれていてもよい。例えば、予測可能情報は、ある条件または仮定の下で予測可能な何らかの情報を、あるいは、関連するメッセージのデコーディング結果をチェックした後に予測可能である情報を含んでいてもよい。]
[0050] 可変情報は、一般的に、未知のまたは予測することが非常に難しい情報を含んでおり、そのため、一般的に、APIビット値として使用されない(例えば、これらのビットロケーションに対するAPIビットポジション値は、「0」にセットされる)。情報ビットを分類した後に、仮定エンジンの仮定APIおよび配信ロジック1240が、分類した情報を使用して、1組または複数組の(各組が仮定に対応する)APIビット値を発生させることができる。例えば、ロジック1240は、デコーダ230に出力する、APIビットロケーション、ビット値、および、マスクストリングを構築してもよい。]
[0051] ここで提示するAPIデコーディングスキームは、さまざまな異なるタイプのメッセージに適用することができる。例えば、APIデコーディングは、下記で記述するような、フレーム制御ヘッダー(FCH)ダウンリンクフレームプリフィックス(DLFP)メッセージ、通常のDLMAPメッセージ、圧縮されたDL MAPメッセージ、UL MAPメッセージ、帯域幅要求(BW−REQ)メッセージ、初期レンジング要求(IRNG−REQ)メッセージ等に適用してもよい。]
[0052] 図13で表しているように、フレーム制御ヘッダー(FCH)ダウンリンクフレームプリフィックス(DLFP)メッセージ1300は、固定、予測可能、および、可変として分類できる、さまざまなビットの情報の好例を提供する。FCHメッセージのフォーマットおよびコンテンツは、IEEE802.16e OFDMA標準規格中で規定されている。DLFPは、FCHチャネルのコンテンツである。DLFPは、各フレームの初めに送信されるデータ構造であり、現在のフレームに関する情報を含んでおり、FCHに対してマッピングされる。それゆえ、フレーム全体を処理するためには、DLFPのデコーディングの成功が非常に重要となる。いくつかのビットの分類は、時間にわたって、例えば、初期の獲得状態から第1のメッセージフレームの検出までの遷移の後に、変化するかもしれない。] 図13
[0053] 例として、ビットマップフィールド1310は6ビットを含んでおり、各ビットは、対応するメッセージグループがセグメントにより使用されているか否かを示している。初期の獲得状態では、これらのビットは未知である。しかしながら、初期のデコーディングおよびメッセージセグメントの識別の後に、ビットのうちの少なくとも1つが識別されるだろう(例えば、第1のメッセージグループビットは、APIビット=「1XXXXX」として使用されると仮定する)。さらに、通常の動作状態では、基地局が、以前のフレーム中と同じビットマップを送ると仮定されるので、移動局は、ビットのうちの6つすべてを予測できる。]
[0054] 前に記述したように、予約フィールド1320および1322のビットは、標準規格が変化しない限り、依然として固定のままだろう。対照的に、反復タイプフィールド1330の2ビットは、予測するのが難しく、フレームごとに変化するかもしれない。]
[0055] 3ビットのコーディングタイプフィールド1340は、異なる方法で分類して、多数の異なる仮定を発生させるために使用してもよい。例えば、コーディングのタイプに何も条件をつけなければ、3ビットフィールドを可変として扱うことができる。しかしながら、アプリオリ情報を使用して、これらのビットのうちのいくつかを固定として扱ってもよい。例えば、WiMAXの現在のバージョンが、TBCC(0b000)およびCTC(0b010)の2つのタイプのコーディングのみをサポートすることがわかっている場合、第1および第3のビットを「0」の既知のビット値(APIビット=「0b0X0」)として扱ってもよい。]
[0056] 8ビットの長さフィールド1350はフレームごとに変化するかもしれないが、ビットのうちのいくつかを異なる方法で分類してもよい。例として、長さフィールドに何も制限を課さなければ、8ビットはすべて可変になるだろう。しかしながら、たいていのケースでは、DL−MAPの長さは2^7より小さくなるので、MSBは「0」(APIビット=「0b0XXXXXXX」)であると予測できる。この予測は真でないかもしれないが、達成されるビットエラーレートの改善は、異なる仮定を使用して再デコードしなければならない際の何らかの性能的不利よりも価値がある。例えば、長さが、2^6より小さい(APIビット=「0b00XXXXXX」)、または、2^4より小さい(APIビット=「0b0000XXXX」)と仮定すると、類似の方法において、よりアグレッシブな仮定を発生させることができる。]
[0057] 図14A〜14Gは、上記で記述した情報と、可能性ある分類と、仮定とに基づく、FCH/DLFPメッセージに対する複数のAPIデコーディングの仮定例を示している。仮定は異なるレベル(L0〜L6)を有するものとして参照され、異なるレベル(L0〜L6)は、既知のビット値を有するものとして扱われるビットの数に基づいて、仮定がいかに「アグレッシブ」であるかを一般的に表現している。] 図14A 図14B 図14C 図14D 図14E 図14F 図14G
[0058] まずはじめに図14Aを参照すると、各フレーム中の第1のメッセージのケースにおけるように、L0仮定は、APIビット値がない(仮定がない)ケースに対応している。いいかえると、メッセージがデコードされていないので、API値を発生させるために使用できるメッセージ情報がない。図14Bは、第1のレベル(L1)仮定を示しており、予約ビット値のみが仮定中で使用されている。] 図14A 図14B
[0059] 図14Cは、L2仮定を示している。L2仮定は、予約ビット値に加えて、仮定中で使用されるビットマップビット値(第1のフレーム中で示されるメッセージグループ)を含んでいる。図14Dは、L3仮定を示している。L3仮定は、L2仮定に比べて、以前のフレームで使用された残存ビットマップビット値を追加している。] 図14C 図14D
[0060] 図14Eは、L4仮定を示している。L4仮定は、L3仮定に比べて、サポートされているコーティングタイプTBCCおよびCTCに共通するコーディングフィールドビット値を追加している。図14Fは、L5仮定を示している。L5仮定は、長さが2^6より小さいという仮定に基づいて、L4仮定に比べて、長さフィールドの上位2つのビットを追加している。図14Gは、L6仮定を示している。L6仮定は、長さが2^4より小さいという仮定に基づいて、L5仮定に比べて、長さフィールドのさらに2つのビットを追加している。] 図14E 図14F 図14G
[0061] 上記で記述した方法において、誤ったデータに対応する多数のデコーディングパスを減少させるために、これらの仮定のそれぞれに対するビット値が、APIデコーダにより使用されてもよい。当然、図14B〜14Gで示した仮定は、例示的なものに過ぎない。さらに、示した仮定は、段々とアグレッシブになって、より多くの既知のビット値を含むようになっているが、当業者は、これらの例で示したビット値の異なる組み合わせを使用して、他の仮定を発生させることができることを認識するだろう。] 図14B 図14C 図14D 図14E 図14F 図14G
[0062] 上記で記述したように、誤ったデータに対応するデコーディングパスを除去するために、これらの異なる仮定にしたがったAPIビット値が、APIデコーダにより使用されてもよい。異なる仮定は異なるAPIビット値を有するので、デコーディング性能は仮定ごとに変化するかもしれない。図15〜17は、異なるチャネルにわたる異なる仮定間での性能の変化を示す、例示的なグラフを示している。] 図15 図16 図17
[0063] 図15は、加法性ホワイトガウスノイズ(AWGN)チャネルにおける、異なる仮定L0〜L6に対するAPIデコーディングのシミュレーション結果を示している。シミュレーションでは、すべての仮定が正しいと仮定する(いいかえると、APIビット値が実際のエンコードされたビット値に合致すると仮定する)。] 図15
[0064] 示しているように、より多くのAPIビットを持つ仮定が、より良い性能(ビットエラーレートの減少)をもたらす。図16は、ITUPed−AおよびPed−Bチャネルに対して異なる仮定を使用するAPIデコーディングに対する、類似した結果を示している。図17は、ITU Veh−AおよびVeh−Bチャネルに対して異なる仮定を使用するAPIデコーディングに対する、類似した結果を示している。] 図16 図17
[0065] ここで使用したように、用語「決定する」は、幅広いさまざまな動作を含んでいる。例えば、「決定する」は、算出する、計算する、処理する、導出する、調べる、検索する(例えば、表、データベース、または、別のデータ構造中において検索する)、確認する、および、これらに類するものを含んでいてもよく、逆もまた同じである。同様に、「決定する」は、受け取る(例えば、情報を受け取る)、アクセスする(例えば、メモリ中のデータにアクセスする)、および、これらに類するものを含んでいてもよい。さらに、「決定する」は、解決する、選択する、選ぶ、確立する、および、これらに類するものを含んでいてもよく、逆もまた同じである。]
[0066] 情報および信号は、さまざまな異なるテクノロジーや技術のうちのいずれかを使用して、表現されてもよい。例えば、上記の記述全体を通して参照される、データ、命令、コマンド、情報、信号、および、これらに類するものは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁粒、光場または光粒子、あるいは、これらを任意に組み合わせたものにより表現されてもよい。]
[0067] 本開示に関連して記述した、さまざまな例示的な論理的ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで記述した機能を実施するために設計されたこれらの任意の組み合わせで、実現されるか、あるいは、実施されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替的には、プロセッサは、何らかの市販のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいは、このような構成の他の何らかのものとして実現されてもよい。]
[0068] 本開示に関連して記述した方法またはアルゴリズムのステップは、直接、ハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、あるいは、2つを組み合わせたもので具体化してもよい。ソフトウェアモジュールは、技術的に知られている何らかの形態の記憶媒体中に存在していてもよい。使用される記憶媒体のいくつかの例は、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーブバルディスク、CD−ROM等を含んでいる。ソフトウェアモジュールは、単一の命令または多くの命令を含んでおり、複数の異なるコードセグメントを介して、異なるプログラム間で、および、複数の記憶媒体にわたって、配布されてもよい。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合されていてもよい。代替実施形態では、記憶媒体はプロセッサと一体化していてもよい。]
[0069] ここで記述した方法は、記述した方法を達成するための1つ以上のステップまたはアクションを含んでいてもよい。方法ステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく、相互に入れかえることができる。いいかえると、特定の順序のステップまたはアクションが明記されていないなら、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく、修正することができる。]
[0070] 記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または、これらの何らかの組み合わせで実現されてもよい。ソフトウェアで実現された場合、コンピュータ読み取り可能媒体上の1つ以上の命令として、機能を記憶してもよい。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスすることができる何らかの利用可能な媒体であってもよい。一例として、このようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶デバイス、または、他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で、所望のプログラムコードを実行するまたは記憶するために使用することができ、コンピュータによりアクセスできる他の何らかの媒体を含むことができるが、これらに限定されるものではない。ここで使用するようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含んでいる。ここで、ディスク(disc)がデータを光学的にレーザによって再生する一方で、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生する。]
[0071] さらに、ソフトウェアまたは命令は、送信媒体を介して送信されてもよい。例えば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線、無線、および、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用しているウェブサイト、サーバ、あるいは、他のリモートソースから、ソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、または、赤外線、無線、および、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。]
[0072] さらに、ここで記述した方法および技術を実施するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能なものとして、移動体デバイスおよび/または基地局によりダウンロードできるか、および/または、そうでなければ、移動体デバイスおよび/または基地局により取得できることを理解すべきである。例えば、ここで記述した方法を実施するための手段の伝送を容易にするために、このようなデバイスをサーバに結合することができる。代替的には、記憶装置手段(ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理的な記憶媒体等)を介して、ここで記述したさまざまな方法を提供できる。それにより、記憶装置手段をデバイスに結合すると、または、記憶装置手段をデバイスに備えると、移動体デバイスおよび/または基地局は、さまざまな方法を取得できる。さらに、ここで記述した技術および方法をデバイスに提供するための他の何らかの適切な技術を利用できる。]
[0073] 特許請求の範囲は、上記で示したまさにその構成およびコンポーネントに限定されるものではないことが理解される。さまざまな修正、変更、および、バリエーションが、上記で記述した方法および装置の構成、運用、および、詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく行われてもよい。]
[0074] 前述は、本発明の実施形態に向けられたものであったが、本発明の他のおよびさらなる実施形態が、その基本的な範囲から逸脱することなく考案されてもよい。その範囲は、以下に続く特許請求の範囲により決定される。]
[0075] 前述は、本発明の実施形態に向けられたものであったが、本発明の他のおよびさらなる実施形態が、その基本的な範囲から逸脱することなく考案されてもよい。その範囲は、以下に続く特許請求の範囲により決定される。]
权利要求:

請求項1
ワイヤレス通信送信のエンコードされたデータビットをデコードするための方法において、前記エンコードされたデータビットの既知のビット値に対応する、1組のアプリオリビット値を発生させることと、前記1組のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去することと、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することにより、前記エンコードされたデータビットをデコードすることとを含む方法。
請求項2
前記1組のアプリオリビット値を発生させることは、ワイヤレス通信システムによりサポートされている限られた数のコード化スキームに基づいて、1組のビット値を発生させることを含む請求項1記載の方法。
請求項3
前記1組のアプリオリビット値を発生させることは、メッセージの長さに関する仮定に基づいて、メッセージの長さフィールドに対応する1組のビットを発生させることを含む請求項1記載の方法。
請求項4
デコーディングパスを除去するときに前記1組のアプリオリビット値からの少なくとも1つの値を考慮するか否かを示す、1組のマスクビットを発生させることをさらに含む請求項1記載の方法。
請求項5
前記1組のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを除去することは、前記1組のアプリオリビット値と一致しないビット値に対応する、状態遷移に対する分岐メトリックを調整することを含む請求項1記載の方法。
請求項6
ワイヤレス通信送信のエンコードされたデータビットをデコードするデコーダにおいて、前記エンコードされたデータビットの分岐メトリックを計算する分岐メトリックユニットと、前記分岐メトリックに基づいて、デコードされたビットを発生させる際に使用するデコーディングパスを選択する加算比較選択ユニットと、前記デコーディングパスを選択するとき、前記エンコードされたデータビットの仮定値に対応する1組の1つ以上のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたビット値に対応する1つ以上のデコーディングパスを、加算比較選択ユニットによる考慮から除去するロジックとを具備するデコーダ。
請求項7
前記除去するロジックは、前記1つ以上のアプリオリビット値と一致しないビット値に対応する分岐メトリックを変更するように構成されているロジックを備える請求項6記載のデコーダ。
請求項8
前記1つ以上のアプリオリビット値と一致しないビット値に対応する分岐メトリックを変更することは、前記変更する分岐メトリックにワーストケース値を割り当てることを含む請求項7記載のデコーダ。
請求項9
前記除去するロジックは、前記1つ以上のアプリオリビット値の表示と、前記デコードされたデータビット内の対応するビットロケーションの表示とを受け取る請求項6記載のデコーダ。
請求項10
前記除去するロジックは、前記1組のアプリオリビット値からの少なくとも1つの値を無視するか否かを示す、マスクビットを受け取る請求項6記載のデコーダ。
請求項11
前記デコーダは、ビタビデコーダである請求項6記載のデコーダ。
請求項12
前記デコーダは、組織コードでエンコードされたデータをデコードするように構成されている請求項6記載のデコーダ。
請求項13
ワイヤレス通信のための受信機において、ワイヤレス送信を受信して、1組のエンコードされたビットを発生させる受信機フロントエンドと、1組のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去することと、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することとにより、前記エンコードされたビットをデコードするように構成されているデコーダとを具備する受信機。
請求項14
メッセージプロセッサにより提供されたメッセージ情報に基づいて、前記1組のアプリオリビット値を発生させるロジックをさらに具備する請求項13記載の受信機。
請求項15
前記1組のアプリオリビット値を発生させるロジックは、複数の組のアプリオリビット値を発生させるように構成されており、前記1組のアプリオリビット値は、複数の組のアプリオリビット値のうちの1つであり、前記複数の組のアプリオリビット値のうちの少なくとも2つが、指定された値を持つ異なる数のビットを有する請求項14記載の受信機。
請求項16
前記ロジックは、以前に受信した送信からの少なくとも1つのビット値に基づいて、前記1組のアプリオリビット値からの少なくとも1つの値を指定するように構成されている請求項13記載の受信機。
請求項17
前記以前に受信した送信は、ダウンリンクフレームプリフィックス(DLFP)メッセージを含む請求項16記載の受信機。
請求項18
前記デコーダはビタビデコーダである請求項13記載の受信機。
請求項19
ワイヤレス通信のための装置において、ワイヤレス送信を受信して、1組のエンコードされたビットを発生させる手段と、1組のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去することと、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することとにより、前記エンコードされたビットをデコードする手段とを具備する受信機。
請求項20
前記デコードする手段は、前記1つ以上のアプリオリビット値と一致しないビット値に対応する分岐メトリックを変更する手段を備える請求項19記載の装置。
請求項21
コンピュータ読み取り可能媒体上に1組の命令を記憶させたコンピュータ読み取り可能媒体を具備する、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、前記1組の命令は、1つ以上のプロセッサにより実行可能であり、前記1組の命令は、ワイヤレス送信を受信して、1組のエンコードされたビットを発生させるための命令と、1組のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去することと、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することとにより、前記エンコードされたビットをデコードするための命令とを含むコンピュータプログラムプロダクト。
請求項22
前記デコードするための命令は、1つ以上のアプリオリビット値と一致しないビット値に対応する分岐メトリックを変更するための命令を含む請求項21記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項23
コンピュータ読み取り可能媒体上に1組の命令を記憶させたコンピュータ読み取り可能媒体を具備する、ワイヤレス通信送信のエンコードされたデータビットをデコードするためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、前記1組の命令は、1つ以上のプロセッサにより実行可能であり、前記1組の命令は、前記エンコードされたデータビットの既知のビット値に対応する1組のアプリオリビット値を発生させるための命令と、前記1組のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去するための命令と、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することにより、前記エンコードされたデータビットをデコードするための命令を含むコンピュータプログラムプロダクト。
請求項24
前記1組のアプリオリビット値を発生させるための命令は、ワイヤレス通信システムによりサポートされている限られた数のコード化スキームに基づいて、1組のビット値を発生させるための命令を含む請求項23記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項25
前記1組のアプリオリビット値を発生させるための命令は、メッセージの長さに関する仮定に基づいて、メッセージの長さフィールドに対応する1組のビットを発生させるための命令を含む請求項23記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項26
デコーディングパスを除去するときに前記1組のアプリオリビット値からの少なくとも1つの値を考慮するか否かを示す、1組のマスクビットを発生させるための命令をさらに含む請求項23記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項27
前記1組のアプリオリビット値と一致しないデコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを除去するための命令は、前記1組のアプリオリビット値と一致しないビット値に対応する、状態遷移に対する分岐メトリックを調整するための命令を含む請求項23記載のコンピュータプログラムプロダクト。
請求項28
ワイヤレス通信送信のエンコードされたデータビットをデコードする装置において、前記エンコードされたデータビットの既知のビット値に対応する、1組のアプリオリビット値を発生させる手段と、前記1組のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを、可能性あるデコーディングパスの集合から除去する手段と、除去されなかった可能性あるデコーディングパスのうちの残存デコーディングパスから、デコーディングパスを選択することにより、前記エンコードされたデータビットをデコードする手段とを具備する装置。
請求項29
前記1組のアプリオリビット値を発生させる手段は、ワイヤレス通信システムによりサポートされている限られた数のコード化スキームに基づいて、1組のビット値を発生させる手段を備える請求項28記載の装置。
請求項30
前記1組のアプリオリビット値を発生させる手段は、メッセージの長さに関する仮定に基づいて、メッセージの長さフィールドに対応する1組のビットを発生させる手段を備える請求項28記載の装置。
請求項31
デコーディングパスを除去するときに前記1組のアプリオリビット値からの少なくとも1つの値を考慮するか否かを示す、1組のマスクビットを発生させる手段をさらに具備する請求項28記載の装置。
請求項32
前記1組のアプリオリビット値と一致しない、デコードされたデータビットに対応するデコーディングパスを除去する手段は、前記1組のアプリオリビット値と一致しないビット値に対応する、状態遷移に対する分岐メトリックを調整する手段を備える請求項28記載の装置。
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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